院内設備
検査機器一覧
眼科用レーザ光凝固装置
網膜と呼ばれる。眼の一番奥の部分に穴が空いてしまったり、出血や亀裂が起きたときに、その周りを焼き固めて、症状を最小限に抑えるための手術機器です。治癒を目的とするより、これ以上悪化させない為に行う手術になります。
OCTスキャナー
主に網膜の構造を精密に検査するために開発された最新の検査機器です。
赤外線を利用して網膜(眼球内の一番奥にあり、カメラで例えるとフィルムにあたる部分)の断面を画像化します。
ハンフリー
目を動かさない状態で見える範囲(視野)を調べます。
視野のどこの部分が、どの程度視野が欠けているか、を検査します。この検査によって緑内障をはじめ、視神経疾患、脳こうそく後の視野欠損の範囲・程度を調べることができます。片眼10分程度の検査となりますので、負担は大きくありません。
スペキュラーマイクロスコープ
角膜の内部にある細胞の数を調べる検査になります。
角膜を形成している5つの層の、最も内側にあるのが角膜内皮細胞です。コンタクトレンズの長時間装用や、長時間装用によって角膜が酸素不足に陥った場合に、この細胞が減ってしまいます。細胞が減少すると、将来的に眼に異常をきたします。
オートレフケラトメーター
他覚的に屈折度数を測定することができます。詳しい視力検査をする際に参考となりますが、この機器で、ある程度の屈折異常が判定できます。
眼底カメラ
眼球の一番奥の部分(眼底)を撮影します。血管が肉眼で確認できる唯一の場所であるため、眼底疾患の他に、全身疾患の早期発見に役立ちます。
細隙灯顕微鏡
医師が診察時に患者様の眼を見る際に使用します。光を当てて、眼の断面図や眼の表面を観察します。眼科診療において、基本的に必要な機器です。
レーザーハンドスリット
通常の診察用の細隙灯顕微鏡で診察する事のできない小さなお子様や、車いすの方に対して使います。持ち運びに便利な大きさなので、病院の入院診察や、老人施設の往診に使用されることもあります。
眼圧計測(トノメーター)
眼内の圧力(眼圧)を測定する機器です。風を当てる検査なので、初めての方はびっくりすることもありますが、眼科において、基本的な検査のひとつです。
システム検眼機
他覚的に測定した屈折のデータをもとに、より詳しい視力検査を行う際に用います。メガネやコンタクトレンズの処方する際にはもちろん、どの方にも重要な検査となります。
色覚検査
色のモザイクの中に書かれている数字を読み取る検査です。正しい色を判別できない場合は、この文字を読み取ることができませんが日常生活にはほとんど支障はありません。